【相談】アナルセックスが痛いが期待に応えたい#9

相談者さん、パートナーにめちゃくちゃ優しい…もはや優しすぎて心配になる…自分の心身には優しくないことを続けてしまうと、いつか爆発してしまうかもしれないので、本当に痛い時は我慢しないでくださいね。アナルセックスは正しい手順で入念に準備したとしても痛みを感じることがあります。痛みが続く場合は、傷がついている場合もあるので、お医者さんに相談するのをおすすめします。

パートナーとのコミュニケーションの見直しも重要です。「彼に喜んでほしい」「スキンシップの時間をたくさん取りたい」と思う気持ちはめちゃくちゃ素敵です。この気持ちはしっかり伝えてください。そしてそれを知った上で（知らずとも）、パートナーは、相談者さんが抱える心配や痛みを尊重し、無理をさせない必要があります。急に挿入しているわけじゃないようなので、物理的なところでいうと丁寧に準備しているのかな、と思ったのですが、その他の部分はいかがでしょうか？ふたりの妥協点を探りたいところです。

• パートナーはなぜアナルセックスが好きなのか？

→「刺激が好き！やめられない！」なのか「物理的気持ちよさは腟と変わらないけど、背徳感による精神面での快感がすごい！」なのかなど、理由がわかれば対策を考えやすいと思いました。

また、肛門括約筋は下半身の臓器を抑える力があるため、通常はかなり強く締まっています。

肛門の筋肉は随意筋と不随意筋で構成されており、相談者さんの場合は不随意筋がまだ緩んでいないかもしれません。

丁寧にほぐすことはもちろん大切ですが、リラックスが重要です。「きっと痛いんだろうな…」という精神的緊張があると、体も強張ってしまいます。

カウンセリングで性交痛のご相談があったときは、リラックスできるワークなどを一緒に続けて恐怖心が起きたときにも心を落ち着かせる練習をすることが多いです。相談者さん自身が落ち着ける”おまもり”があるといいかもしれません。

おそらく潤滑剤もたくさん使っていると思うのですうが、アナル専用のものも何種類か発売されているので、いろんな種類をドバドバたくさん使ってくださいね〜！コンドームは感染症の観点から、必ず着けるようにしてほしいです。相手の快感よりも、お二人の健康が第一です。

さいごに、アナルセックスを続ける中で、自分にとって負担になると感じた時は、断る勇気を持ってください。パートナーが相談者さんを尊重するのなら、その意志を分かってくれるはずです。

🐦 知っておきたい用語

アナルセックスの準備をしっっっかりすることで、パートナーと心を通わせ、何がふたりにとってつらい/楽しい経験になるかを知るだけでなく、事故や怪我をも避けることができます。

アナルセックスは、腟への挿入に比べて、ある程度の計画や準備が必要なので、自分自身とパートナーが正しく学ぶのが大切なんです。

アナルセックスが初めて、あるいは新しいパートナーとのアナルセックスが初めてなら、まずはそれについてちゃんと話し合いましょう。このとき、同意について話し、それぞれのパートナーがこの体験の中で何を望んでいるのかを知るのが大切です。

アナルセックスについて、 ・興奮するようなこと・不安になるようなこと

は最初に必ず話すようにしましょう。不安になると、括約筋がより締め付けられます。

事前に確認することで、不安を軽減し、お互いにとってより良い体験ができるはずです。

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