ゆめかわ吸引バイブを寝る前に使ってみた感想 (1)

当時大学生だった私が「バイブの良さをもっと多くの人に知ってもらいたい」と思ったのは、ゆめかわバイブとの出会いがきっかけでした。

チェコにあるセックスマシーンミュージアムでは、中世ヨーロッパのおどろおどろしいグッズがたくさん見れるのですが、その中で一際異彩を放っていたのが日本の貴族が使っていたであろうディルドでした。金ピカのそれは当時の日本人の美意識をきっちり反映させているようにも思えました。当時の女性にとってマスターベーションは優雅なひとときだったのかもしれないですね。

2010年代に突入してから、"パッと見何か分からない"バイブレーターが増えました。部屋のインテリアとして飾られていても違和感がないような可愛いものです。Dameはよく考えられた形だなと思います。

ゆめかわバイブは、パッと見た感じ魔法ステッキみたいなもの。ZALOというブランドはゆめかわバイブの走りとして素晴らしい貢献をしています。

最近はゆめかわバイブとも縁遠かったのですが、久しぶりに面白いデザインのものと出会うことができました。

受話器部分はローターで、本体が吸引バイブ（クリトリスを包み込んで空気振動を与えるバイブ）になっています。

強さの調整は3段階で変えることができますが、わたしには調整は特に要りませんでした。そのままの状態で十分イける。寝る前に無心で使うにはちょうどいいです。

吸引トイの圧倒的王者ウーマナイザーや、私の愛用しているLELOの吸引バイブみたいに、クリトリスから吸引部分を離した時に自動で振動がストップしたり、充電しながら使えるとか、そんな要素は全くありません。すべて見た目に全振りしています。

今回、遠方に出かける都合でこれを専用の袋に入れて持ち歩いていたんですが、荷物を動かした際の振動でスイッチが入ってしまうのには流石に少し動揺しました。持ち運ぶ私が100%悪いんですが…「ブフブブ」ってリュックから聞こえてくるのはまあまあ気まずい。ただ気付かれるほどの振動音ではなかったのでよかったです（？）。

初心者さんには、それこそウーマナイザーのような振動パターンを微細に調整できるものをおすすめしたいと思います。

今回使ったモロールは、部屋に色々並べたいコレクター向けグッズでは？と思ったんですが、友人へのプレゼントとして渡しやすいかもしれません。

日本のブランドだと、irohaのバイブレーターがデザインがとても素敵で、つい部屋に飾って自慢したくなってしまいます。これまで紹介してきたような、ぱっと見何か分からないものや、ゆめかわ系バイブレーターは、入口としては間違いなく手に取りやすいです。一方、機能的にベストかというと人によるかと思います（先日Barで出会った方は「私は、適切なオーガズムを得るために、ザ・男性器な形かつ強烈なパワーを出してくれるものがいい」と言っていました）。

結局のところ、中イキしたい時はより男性器に近い形のバイブレーターを使うのがベストなような気もしていて…ラブライフカウンセリングでは、外イキ中イキが未経験な方には、まずは自分の女性器を知ってもらうことから始めるのですが、バイブ選びって本当に奥深いです。SNSで見かけるような「絶対イける」は広告であることが多いので、あまりおすすめしません。まずは自分の性器がどんな形で、環境次第で感じ方がどんなふうに変化するのかを根気強く記録してほしいなと思います。

あまり知られていませんが、クリトリスは10cmあります。クリトリスの発見自体は50年以上前になりますが、脚が生えたような形であることはつい最近分かったことです。Gスポットへの刺激も実はクリトリスに繋がっているといったことが書かれています。

『クリトリス革命』を読むと、オーガズムを始めとした性科学に関する知見が広がります。

今週末にイベントを開催します。

「私たちのセックス、何かいっつもおんなじ流れだな…」パートナーとのセックスでそう感じたあなたはセックスレス予備軍かもしれません。

でも、セックスの内容ってどう変えていけばいいんでしょうか。
その答えは意外と身近な方法かもしれません。難しいことは何もありません。
ローションや潤滑剤（ルブリカント）を活用した、前戯が100倍楽しくなる！そんな方法をお伝えします。

▼ローションタッチアップ会 #4 【プレイ編】▼
2022/06/12 (日)
21:00 - 22:30 

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2022年6月6日

とぅるもち（SATANIC CARNIVAL2022とても楽しかったです）